水道管が凍結するとどうなる?破裂を防ぐための5つの対策
冬、私たちの家では様々なものが凍結する可能性があります。その一つが水道管です。水道管が凍結すると、日常生活に大きな支障をきたしてしまうだけでなく、最悪の場合、破裂してしまい、思わぬ出費に繋がることも。今回は、水道管が凍結することによる影響や、凍結を防ぐための対策について、詳しく解説していきます。
なぜ水道管は凍結してしまうのか?
水道管が凍結する原因は、水が凍ると体積が増えるという性質にあります。水道管の中に水が閉じ込められ、凍結すると体積が膨張し、水道管の内側から圧力がかかります。この圧力に耐え切れず、水道管が破裂してしまうのです。
特に、外気温が氷点下になる日が続くような寒い地域や、水道管が外気に直接触れるような場所にある住宅では、凍結のリスクが高まります。また、日中暖かくても、夜間は気温が大きく下がるような場合も注意が必要です。
水道管が凍結するとどうなる?
水道管が凍結すると、まず水が出なくなります。料理や洗濯、お風呂など、日常生活に水は欠かせません。水が出ない状態が続くと、非常に不便な思いをすることになります。
さらに、凍結がひどい場合は、水道管が破裂してしまう可能性もあります。水道管が破裂すると、家中が水浸しになり、復旧作業に多大な時間と費用がかかってしまいます。また、漏水により、隣家への被害につながる場合もあり、トラブルに発展する可能性も否定できません。
千葉県では、他の地域と同様に、老朽化した水道管や急激な温度変化などによって、水道管が破裂する可能性があります。実際に、近年では県内でも水道管破裂による水漏れ事件が複数発生しており、ニュースなどで報道されることもあります。
水道管が凍結してしまったときの対処法
水道管が凍結し、水が出ないといったトラブルに見舞われた時は、焦らず適切な対処を行いましょう。まず、絶対にやってはいけないこととして、凍結部分に熱湯をかけることは厳禁です。熱湯は水道管に急激な温度変化を与え、破裂させてしまう恐れがあります。
では、どうすれば良いのでしょうか?凍結した部分にタオルなどを巻き、その上からゆっくりとぬるま湯をかけて温める方法がおすすめです。また、ドライヤーの温風を当てたり、カイロを当てたりする方法も有効です。ただし、ドライヤーは長時間同じ場所に当て続けると配管が変形する可能性があり、カイロは低温やけどに注意が必要です。これらの方法を試しても改善が見られない場合は、水道修理業者に依頼することをおすすめします。
凍結を防ぐためには、水道管に保温材を巻きつけたり、不凍液を使用したりするなどの予防策が有効です。また、長期不在にする場合は、水道管の水を抜いておくことも大切です。
【まとめ】
この冬は水道管の凍結防止策を
水道管の凍結は、日常生活に大きな影響を与えるだけでなく、高額な修理費が発生する可能性もあります。凍結を防ぐためには、日頃から適切な対策を行うことが重要です。この記事で紹介した対策を参考に、寒い冬を快適に過ごしましょう。
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