蛇口から水が出ない時に考えられる原因とは?

【トラブルシューティング】を紹介します。

old rusty tap leaking water

しばらく使っていなかった蛇口をひねっても水が出ない…そんな経験はありませんか?
寒い地方では早朝に水が出なかった事も経験している人も多いと思います。
しかし、蛇口から水が出ない原因は一つではありません。
今回は、蛇口から水が出ない時に考えられる原因と、その対処法について解説します。

【原因その1】一時的な断水

まずは、地域全体で断水していないか確認しましょう。
自治体のホームページやSNS、近隣住民への確認で、断水の情報が得られる場合があります。
断水の場合は、復旧まで待つしかありませんが、事前に断水情報を知っておけば、慌てずに済みます。

【原因その2】止水栓が閉まっている

次に、蛇口の近くにある止水栓を確認しましょう。

止水栓は、蛇口に水を供給する管を個別に開閉するためのバルブです。
誤って閉じてしまった場合や、地震などの影響で閉じてしまった場合は、蛇口から水が出なくなります。
止水栓が開いているか確認し、閉まっている場合は、ゆっくりと開けてみましょう。

【原因その3】水道管の凍結

特に冬場など、気温が低い時期には、水道管が凍結している可能性があります。
凍結すると、水が流れなくなり、蛇口から水が出なくなります。
水道管が凍結している場合は、自然解凍を待つのが基本です。
タオルを巻き付けてぬるま湯をかけたり、ドライヤーで温風を当てたりする方法もありますが、熱湯をかけると水道管が破裂する恐れがあるので避けましょう。

【原因その4】蛇口や給水管の故障

上記の原因に当てはまらない場合は、蛇口本体や給水管の故障が考えられます。
蛇口の故障で多いのは、パッキンやカートリッジの劣化です。
パッキンやカートリッジは、蛇口内部で水漏れを防ぐ役割を果たしていますが、長年使用していると劣化し、水漏れや水が出なくなる原因になります。
また、給水管の老朽化や破損も、水が出なくなる原因の一つです。
給水管は、水道メーターから各蛇口まで水を供給する管ですが、長年使用していると劣化し、亀裂や破損が生じることがあります。

【対処法】自分で修理できる?それとも業者に依頼?

止水栓の開閉や水道管の凍結の対処は、比較的簡単に自分で行えます。
しかし、蛇口本体や給水管の故障の場合は、専門的な知識や技術が必要になるため、水道修理業者に依頼することをおすすめします。
特に、給水管の修理は、水道メーターから蛇口までの範囲が広く、原因特定や修理が難しい場合があります。
無理に自分で修理しようとすると、状況を悪化させる可能性もあるため、プロに任せる方が安心です。

【まとめ】水が出ない時は落ち着いて原因を特定しよう

蛇口から水が出ない原因は様々ですが、慌てずに一つずつ原因を特定していくことが大切です。まずは、一時的な断水や止水栓の閉鎖など、簡単に確認できることから始めましょう。
それでも解決しない場合は、水道修理業者に相談し、適切な対処をしてもらいましょう。

千葉水道修理サービス 担当者

  • 当ブログは、千葉水道修理サービスの担当者が水道修理業界において10年以上の水道のプロとして、水道、排水管の修理サービスを行う上で感じた事や思った事、お役立ち情報などをピックアップして発信致致します。
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