トイレは流れるけど、ゆっくりとしか流れない…そんな時の対処法とは?

トイレの水が流れにくくなると、なんだか落ち着かないですよね。「完全に詰まっているわけではないから、まぁいいか」と放置してしまう気持ちも分かります。でも、実はそのちょっとした詰まり、放っておくと悪臭の原因になったり、将来的に大変な詰まりに発展する可能性があるんです。今回は、トイレの水の流れが悪い原因と、自分でできる対処法、そしてプロに依頼するタイミングについて詳しく解説します。

なぜトイレの水の流れが悪くなるの?

トイレの水の流れが悪くなる原因は、主にトイレットペーパーや排泄物の詰まり、排水管の汚れや異物の蓄積、排水管の破損や勾配不良などが考えられます。一度に大量のトイレットペーパーを流したり、水に溶けにくいものを流してしまうと、排水管の中で詰まってしまうことがあります。また、長年使っていると、排水管内に汚れや髪の毛、石鹸カスなどが蓄積し、水の流れを妨げることがあります。さらに、排水管が破損していたり、勾配が不適切だと、水がスムーズに流れず、詰まりの原因になることもあります。

まずは自分でできることから!簡単な3つの対処法

水の流れが悪いと感じたら、まずは以下の3つの方法を試してみてください。

まず、一番手軽なのがラバーカップ(スッポン)を使う方法です。ラバーカップを排水口にしっかりと密着させ、数回勢いよく上下に動かしてみましょう。排水管内の詰まりを押し出すことで、水の流れが改善されることがあります。

次に、40~50度くらいのお湯をバケツ一杯分、排水口にゆっくりと注ぎ込んでみましょう。お湯の温度と水圧によって、詰まっているものが柔らかくなったり、流れやすくなったりする可能性があります。

また、重曹とクエン酸を使う方法もおすすめです。排水口に重曹を1カップ入れ、その上からクエン酸を半カップ程度ふりかけます。しばらく放置した後、お湯を注ぎ込み、発泡させて詰まりを解消する効果が期待できます。 これらの方法を試す際は、水が飛び散らないように、トイレの床や周りに新聞紙やタオルなどを敷いておきましょう。また、作業中は換気を良くし、ゴム手袋を着用するなど、衛生面にも気を配ってくださいね。

黄ばみを放置するとどうなるの?

黄ばみを放置すると、見た目が悪くなるだけでなく、悪臭の原因にもなります。さらに、黄ばみが蓄積すると、頑固な汚れとなり、落とすのが困難になってしまうことも。だから、黄ばみを見つけたら、早めに対処することが大切です。

絶対NG!やってはいけないこと

水の流れを良くしようと、洗剤や漂白剤を大量に流したり、異物を流したりするのは絶対にやめましょう。洗剤や漂白剤は、排水管や浄化槽に悪影響を与える可能性があります。また、詰まりの原因になっている物質によっては、状況を悪化させる場合もあります。ワイヤーハンガーや棒などを排水管に突っ込むのも危険です。排水管を傷つけたり、詰まりをさらに悪化させる可能性があります。また、水の流れが悪い状態を放置すると、詰まりがひどくなり、最終的には専門業者に依頼する必要が出てくるかもしれません。早めの対処が肝心です。

プロに依頼するタイミングは?

自分でできる対処法を試しても水の流れが改善しない場合や、水漏れが発生している場合は、迷わず専門業者に依頼しましょう。専門業者であれば、専用の器具や知識を使って、原因を特定し、適切な処置を行うことができます。

早めの対処で快適なトイレを!

トイレの水の流れが悪いのは、放置すると大きなトラブルに発展する可能性があります。自分でできる対処法を試しても改善しない場合は、早めに専門業者に相談しましょう。快適なトイレ環境を維持するためにも、日頃からトイレの使い方に気を配り、定期的なメンテナンスを心がけましょう。

千葉水道修理サービス 担当者

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