エコキュート

エコキュートは、従来のガス給湯器のように燃焼させながらお湯をわかすのではなく、電気を使って空気中の熱を吸収して温めてお湯を沸かす給湯器です。
エコキュートの心臓部は、ヒートポンプと呼ばれる装置です。このヒートポンプが、空気中の熱を吸収し、それを圧縮することで高温の熱に変換します。この高温の熱を使って水を温め、温められたお湯は貯め湯タンクに貯められます。夜間など電気料金が安い時間帯に、この作業を行うことで、光熱費の削減にも繋がります。
エコキュートは燃焼を伴わないのでCO2の排出量が少なく、環境負荷が少ないのも特徴です。
ただし、エコキュートは初期費用がガス給湯器に比べて高価であり、タンクなどの設置場所を確保する必要があります。 また、寒冷地では、外気温が低いと効率が低下する場合があります。