【代表に聞いてみました】蛇口のポタポタはどこまで様子を見て大丈夫?

蛇口をしっかり閉めたはずなのに、水がポタ、ポタと落ちてくる。最初はそれほど気にならなくても、何日も続くと「そろそろ直した方がいいのかな」と考える方も多いのではないでしょうか。

蛇口の水漏れは、パッキンなどの部品交換で直ることもあれば、蛇口そのものを交換した方がいい場合もあります。特に長年使っている蛇口では、部品を交換しても、また別のところから水が漏れてくることがあるそうです。

今回は、千葉水道修理サービスの代表に、蛇口の水漏れについて聞いてみました。少しの水漏れなら放っておいてもいいのか、修理と交換は何を基準に判断するのか。ご自身で修理する場合の注意点も含めて話してもらいました。

蛇口から水がポタポタ漏れるのは、何が原因なのでしょうか?

聞き手:蛇口から水がポタポタ漏れる原因として、一番多いのは何でしょうか?

代表:基本的には経年劣化ですね。ただ、蛇口にも種類があるので、それによって原因や直し方が違ってきます。

昔からある、ハンドルをひねって水を出すタイプがありますよね。あれは単水栓といって、パッキンが劣化して水漏れすることが多いです。

今の台所や洗面所で多いのは、レバーを上下させて水を出す混合水栓ですね。こちらはカートリッジという部品が入っていて、それが劣化して水漏れすることがあります。

聞き手:パッキンとカートリッジでは、修理の仕方も違うのですか?

代表:違いますね。単水栓の方が構造は単純なので、パッキンを交換すれば終わることも多いです。

混合水栓の場合はカートリッジを交換するんですが、交換したからといって必ず直るわけではないんですよ。蛇口が古くなっていると、別の部分も傷んでいることがありますから。

ポタポタ程度なら、しばらく様子を見ても大丈夫ですか?

聞き手:少ししか水が漏れていない場合は、しばらく様子を見ても大丈夫なのでしょうか?

代表:うーん、そこは使っている方が気になるかどうか、というところもありますね。

僕たちが「このくらいなら大丈夫じゃないですか」と言っても、お客様からすれば水が漏れているわけですから。気になるから呼んだんです、と言われれば、それはそうですよね。

ただ、少ししか漏れていないからといって、そのままにしておくのがいいとは思わないですね。

聞き手:少量でも、早めに修理した方がいいということですね。

代表:そうですね。特にハンドル式の単水栓なんかは、早めにパッキンを交換した方がいいと思います。

水が止まらないからといって、ハンドルをどんどん強く閉めるようになるじゃないですか。そうすると、今度はスピンドルというネジになっている部品まで傷んでくるんですよ。

最初はパッキンだけで済んだものが、スピンドルまで交換しなければいけなくなることもあります。

最初は少しだった水漏れが、急にひどくなることもありますか?

聞き手:最初はポタポタ程度だったのに、急に水が止まらなくなることもあるのでしょうか?

代表:ありますね。特に10年以上使っている蛇口だと、いつそうなってもおかしくないと思います。

今は少量しか漏れていなくても、急に全然止まらなくなることもありますから。長く使っているものなら、そういう可能性も考えておいた方がいいですね。

聞き手:水が漏れる場所によって、原因も判断できるのでしょうか?

代表:ある程度はできますよ。

例えば単水栓なら、蛇口の先端から漏れているのか、ハンドルの根元から漏れているのかで、交換するパッキンが変わります。

混合水栓の場合も、先端から漏れているならカートリッジの交換で直ることがあります。

ただ、蛇口って左右に首を振るじゃないですか。その付け根の隙間から水が出ているような場合は、金属部分が摩耗していることもあります。そうなると部品交換では直せないので、本体交換になりますね。

蛇口の下から水が漏れている場合もあります

聞き手:蛇口の先端以外から水漏れすることもあるのでしょうか?

代表:ありますよ。最近の台所や洗面所には、シャワーホースが伸びるタイプの蛇口がありますよね。

あのホースに亀裂が入って、水が漏れることがあります。

聞き手:その場合は、シンクの中に水が漏れるのですか?

代表:いや、シンクの下ですね。

収納の扉を開けて、奥を覗いてみると水が垂れていたり、水たまりができていたりすることがあります。

普段は見えない場所なので、気づきにくいと思いますよ。

10年以上使った蛇口は、部品交換より本体交換?

聞き手:カートリッジを交換すれば直る場合でも、蛇口が古ければ本体ごと交換した方がいいのでしょうか?

代表:僕は10年以上使っているものなら、本体交換をおすすめすることが多いですね。

カートリッジ自体はメーカーから部品が出ています。ただ、古い蛇口を一度分解して、部品を交換して、また組み立てるわけじゃないですか。

長年使っていると、水道水に含まれる成分などが内部に付着していたり、ほかの部品も傷んでいたりします。そうすると、交換した時は直っても、また水漏れすることがあるんですよ。

聞き手:例えば、1か月後にまた漏れてくるようなこともあるのですか?

代表:ありますね。同じような症状が出ることもありますし、別の部分から漏れることもあります。

15年、20年と使っているものなら、なおさらですね。

聞き手:カートリッジの交換には、どのくらい費用がかかるのでしょうか?

代表:部品だけでも8,000円くらいとか、1万円弱するものがありますね。そこに作業費もかかります。

パッキンは小さなゴムですけど、カートリッジはある程度大きな部品なので、値段も違ってきます。

それだけ費用をかけて修理しても、また漏れる可能性がある。それなら本体ごと交換した方がいいんじゃないか、という考え方ですね。

ホームセンターで部品を買って、自分で直すことはできますか?

聞き手:最近はホームセンターでも蛇口や部品を販売していますが、自分で交換することはできるのでしょうか?

代表:できることはできますよ。DIYでいろいろやる方もいますからね。

ただ、蛇口によって取り外し方も違いますし、特殊な工具が必要になることもあります。

普通のスパナやモンキーレンチでできるものもありますけど、それだけではできないものもあります。

聞き手:蛇口を購入する時にも、注意が必要なのでしょうか?

代表:そうですね。壁から出ているタイプもあれば、下から取り付けるタイプもあります。

下から取り付けるものでも、穴が1つのワンホールタイプと、2つ穴があるタイプがありますし、穴の大きさも違います。

せっかく買ってきたのに、自宅の設備に合わなかったということもありますからね。

聞き手:自分で交換しようとして、途中でできなくなってしまった方から依頼を受けることもありますか?

代表:何度もありますよ。

蛇口もありますけど、ウォシュレットの交換が多いですね。ウォシュレットの方が蛇口より簡単だと思うんですけど、それでも途中までやって、うまく取り付けられないからお願いします、ということがあります。

聞き手:購入したウォシュレットの取り付けだけでも依頼できるのでしょうか?

代表:できますよ。お客様が用意したものを取り付けることもありますし、うちで商品を用意することもあります。

ただ、ウォシュレットも便器によって合うものと合わないものがありますから。購入する時は、そこも確認した方がいいですね。

水漏れしていなくても、交換を考えた方がいい症状はありますか?

聞き手:長く使っている蛇口で、まだ水漏れはしていないけれど、そろそろ交換した方がいいというサインはありますか?

代表:レバーやハンドルが硬くなってきた時ですね。

例えば洗濯機の蛇口なんかは、ハンドルを回して開け閉めするタイプがありますよね。

あれは中がネジになっているんですけど、長年何度も開け閉めしていると、ネジの部分が傷んで引っかかるようになることがあります。

そうすると、だんだんハンドルが硬くなってくるんですよ。

聞き手:レバー式の混合水栓でも同じですか?

代表:混合水栓でも、カートリッジの経年劣化でレバーが硬くなることがありますね。

水を出す時に以前より力が必要になったとか、動きが悪くなったとか。そういう症状が出てきたら、そろそろ修理や交換を考えてもいいと思います。

修理と交換、最終的にはどうやって決めるのでしょうか?

聞き手:お客様から「修理と交換、どちらがいいですか」と聞かれた時は、どう答えていますか?

代表:まず使用年数と、どのくらい蛇口が傷んでいるかを見ますね。

そのうえで、修理ならいくら、本体交換ならいくらと説明して、どちらにするか選んでもらいます。

聞き手:例えば、使用して8年くらいの蛇口ならどうでしょうか?

代表:8年なら修理でもいいんじゃないですかね。まだ使える可能性もありますから。

ただ、僕としては交換した方がいいと思うこともあります。少し早いですけど、交換ならこちらの金額になります、どうしましょうか、という話はしますね。

聞き手:代表としては、交換をすすめることが多いのですね。

代表:そうですね。営業としては、本体交換の方をおすすめすることもあります。

でも、お客様の財布事情もありますからね。今回はこの金額で収めたいということであれば、修理でいいんじゃないですか、という話にもなります。

結局は、今の蛇口の状態と費用を説明して、お客様に決めてもらうということですね。

蛇口の水漏れは、使用年数も確認して判断を

今回のインタビューでは、蛇口の水漏れは単にパッキンやカートリッジを交換すれば終わり、というわけではないことが分かりました。

特に印象的だったのは、古い蛇口では部品交換後に再び水漏れすることもある、という話です。修理した方が安く済む場合もありますが、使用年数によっては本体交換も含めて検討した方がよさそうです。

千葉水道修理サービスでは、蛇口の状態や使用年数を確認したうえで、修理と交換それぞれの費用を説明しています。水漏れが気になり始めた時は、いつから使っている蛇口なのかも確認しておくと、相談しやすいと思います。

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千葉水道修理サービス 千葉県担当者/執筆

  • 当ブログは、千葉水道修理サービスの千葉県担当者が水道修理業界において10年以上の水道のプロとして、水道、排水管の水漏れや詰まりなどの修理サービスを行う上で感じた事や思った事、お役立ち情報などをピックアップして発信致します。
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