【代表に聞いてみました】水道修理の料金は、どうやって決まる?見積もりの裏側と業者選びの本音

水道修理の料金はどうやって決まる?

「トイレのつまりを直すのに、いくらかかるんだろう?」水道修理を依頼する時、多くの方が気になるのは料金ではないでしょうか。

ホームページには基本料金が掲載されていても、実際の修理費用がいくらになるのかは、なかなか分かりにくいものです。同じトイレつまりでも、数千円で済むこともあれば、便器の取り外しや排水管の清掃が必要になることもあります。

今回は、千葉水道修理サービスの代表に、水道修理の料金について率直に聞いてみました。料金は何を基準に決めているのか。なぜ電話だけでは金額を確定できないのか。見積もりでは何を確認すればいいのか。業者側の営業事情や、独立してから変わった料金に対する考え方まで、普段はなかなか聞けない話をしてもらいました。

水道修理の料金は、何を基準に決めているのでしょうか?

聞き手:まず基本的なところですが、水道修理の料金は何を基準に決まるのでしょうか?

代表:どれだけ大変な作業なのか、どのくらい時間がかかるのか、どんな技術が必要なのか。そのあたりですね。あとは、どういう道具を使うかということもあります。例えば、簡単な作業ですぐに終わるものと、特殊な工具を使って何時間もかかるような作業では、当然料金は変わってきます。

聞き手:予定より作業時間が長くなった場合は、追加料金になるのでしょうか?

代表:単純に時間が長くなったから追加する、というわけではないですね。最初に現場を見て、どのくらい時間がかかりそうか、どういう道具が必要かを考えて見積もりを出します。すぐに終わりそうな作業なのか、それとも時間がかかりそうな作業なのか。そういうところを見て、最初にお伝えする料金が変わってきます。

同じトイレつまりでも、料金が変わる理由

聞き手:例えば、同じ「トイレが詰まった」という依頼でも、料金に差が出るのはなぜでしょうか?

代表:やっぱり、どこが詰まっていて、どういう作業が必要なのかによりますね。軽いつまりなら、薬剤を使う程度の作業で済むこともあります。うちの場合、一番軽い作業であれば、基本料金500円と作業料金3,000円で、合計3,500円に消費税というケースもあります。ただ、おむつやおもちゃなどが入っていて便器を外さなければいけない場合は、そうはいきません。便器を外す作業が必要になりますし、さらに奥の配管が詰まっていれば、別の機械を使うこともあります。

聞き手:便器の種類によっても違うのでしょうか?

代表:違いますね。古いタイプの便器だと、ボルトが多かったり、錆びていてなかなか外れなかったりすることがあります。ボルトを交換しなければいけない場合もありますし、1個外すだけですごく時間がかかることもあります。そうなると、料金も変わってきます。最近の便器は、取り付けや取り外しがしやすくなっているものもありますね。タンクレストイレなどは、もともとの商品価格も違いますし、作業に技術が必要になることもあります。単純に「トイレつまりだからいくら」とは決められないんです。

特殊な工具を使う作業は、なぜ料金が高くなるのですか?

聞き手:作業内容によって料金が変わるとのことですが、特殊な工具を使うのはどんな時ですか?

代表:例えば、コンクリートの下にある水道管から漏水しているような時ですね。水道管が地面の中に埋まっていて、その上がコンクリートになっていると、まずコンクリートを壊さなければいけません。そういう時には、サンダーという電動工具を使います。コンクリートを何も考えずに壊してしまうと、ひびがどこまで広がるか分からないんですよ。だから、壊したい範囲にあらかじめ切れ目を入れて、その内側を壊すようにします。コンクリートの厚さも場所によって違いますし、壊した後は土を掘って、水道管を出さなければいけません。そこまで作業するとなると、やっぱり簡単な修理とは違いますよね。

聞き手:水漏れしている場所が分かっていても、そこへたどり着くまでに作業が必要なんですね。

代表:そうですね。どこを直すかだけでなく、そこへどうやってたどり着くかということもあります。

電話だけで料金を確定できないのは、なぜですか?

聞き手:お客様としては、できれば電話の段階で料金を知りたいと思います。電話だけで確定するのが難しいのはなぜでしょうか?

代表:やっぱり、現場を見た方が早いというのはありますね。お客様も水道の専門家ではないので、電話で説明してもらった内容と、実際の原因が違うことがあります。トイレが詰まったと聞いていても、便器の中ではなく、外の排水管が詰まっていることもありますから。だから、僕は現場を見て判断したいですね。うちは見積もりだけなら無料でやっていますので、実際に見せてもらってから料金を決めるという流れです。

聞き手:もう少し踏み込んで聞きますが、業者側としては、電話で料金を伝えたくない事情もあるのでしょうか?

代表:それもありますね。本音で言えば、電話で料金を伝えることで、そこで検討しますとなって、仕事につながらなくなることもあります。例えば、無料で見積もりに行きますよとお伝えしていた10件のうち、電話で金額を答えたことで、7件、6件と減ってしまうようなこともあるわけです。業者としては、まず現場へ行って、直接お客様と話をしたいという気持ちもあります。だから、電話であえて料金を提示しないという営業上の事情もあると思いますよ。ただ、実際に見ないと分からないというのも本当です。電話で安い金額を伝えていても、現場で原因が違えば料金も変わってしまいますからね。

電話では大変そうだったのに、現場では簡単に直ることも

聞き手:実際に現場へ行ってみたら、電話で聞いていたよりも軽い症状だったことはありますか?

代表:ありますよ。トイレが初めて詰まって、水があふれて、床が汚水だらけになってしまった。そうなると、どうしたらいいか分からなくなってしまう方もいらっしゃいます。小さなお子さんがいるご家庭なんかだと、なおさら慌ててしまいますよね。電話ではかなり大変な状態なのかなと思って行ってみると、修理自体はそこまで難しくなかったということもあります。逆もありますけどね。

聞き手:逆というのは、簡単そうに聞こえていたのに、実際には大変だったということですか?

代表:そうです。例えば、洗面所や台所でキャップを落としてしまったという相談ですね。お客様としては、落としたものを取るだけだと思っているんです。でも、排水トラップのところに引っかかっていればいいんですが、その先まで流れてしまっていることもあります。そうなると、簡単には取り出せないこともありますから。だから、やっぱり見てみないと分からないんですよ。

見積もりでは、実際に交換する場所を指さして説明します

聞き手:作業前の見積もりでは、どのような説明を心掛けていますか?

代表:例えば蛇口の交換なら、実際にお客様にも見てもらいながら、「ここからここまで交換します」と説明します。止水栓があって、その上にアダプターという金具が付いていたりするんですが、どこから交換する必要があるのかを指さして説明しますね。それぞれの作業にどのくらい費用がかかるのかも、一つひとつお伝えするようにしています。

聞き手:水道修理は、まとめて「全部でいくら」と言われるイメージもあります。

代表:それは会社や人によると思います。僕は、何をするのか、どこを交換するのか、その作業にいくらかかるのかを説明するようにしていますね。

独立して変わった、料金に対する考え方

聞き手:代表は20年以上この仕事をされているとのことですが、独立してから料金に対する考え方が変わった部分はありますか?

代表:ありますね。以前は会社に所属して仕事をしていましたし、親会社から仕事を受けることもありました。そうなると、売上の中から一定の割合を支払うことになるので、その分、自分のところに残る利益は減りますよね。でも、自分の会社で直接仕事を受ければ、その分を考えなくてよくなります。だから、料金を安くしてあげてもいいという考え方ができるんです。

聞き手:それも独立された理由の一つなのでしょうか?

代表:そうですね。自分で仕事をして、自分で料金を決められるようになれば、お客様に安くやってあげることもできますから。単純に、お客様も喜んでくれますしね。独立してからは、説明の仕方も作業の考え方も変わったところがあると思います。

「うちより安いところがあれば、そちらでもいいですよ」

聞き手:水道修理で「思っていたより高かった」とならないために、お客様がしておいた方がいいことはありますか?

代表:僕は、3社くらい見積もりを取ってもらってもいいと思っています。その中で一番安い業者に決めてもらってもいいですし、うちより安いところがあれば、そちらに依頼してもらっても構いません。水道修理って、一般の方には相場が分かりにくいじゃないですか。だから、1社だけではなく、何社かに現場を見てもらって、見積もりを比較するといいと思います。

聞き手:自社のお客様が他社へ行ってしまう可能性もありますよね。

代表:それはありますよ。でも、比較して決めてもらえばいいと思います。中には「お兄さんの人柄がいいからお願いするよ」と言ってくださる方もいますしね。料金だけで決める方もいれば、実際に話をして決める方もいらっしゃいます。

聞き手:見積もりは電話で聞くだけでもいいのでしょうか?

代表:できれば現場で見てもらって、見積書をちゃんと出してもらった方がいいですね。電話だと、安めに言われたり、曖昧な説明になったりすることもあります。現場で確認したうえで、紙に起こした見積書をもらう。それを3社くらい比較すれば、だいたいこのくらいかかるんだな、というのが分かると思います。

業者によって料金差が出やすいのは、高圧洗浄などの大きな作業

聞き手:水道修理の中でも、業者によって料金差が出やすい作業はありますか?

代表:やっぱり、もともとの料金が高い作業でしょうね。例えば便器の交換とか、高圧洗浄とか。パッキン交換のように数千円でできる作業なら、そこまで大きな差にはなりにくいと思います。でも、高圧洗浄のような作業になると、業者によって料金に差が出ることはありますね。

聞き手:代表の感覚では、特にどの作業でしょうか?

代表:高圧洗浄だと思います。ズバリ。だから、そういう料金が高くなりそうな作業では、見積もりを比較してみてもいいと思います。

安さだけで業者を選ぶ時、気を付けてほしいこと

聞き手:料金が安い業者を選ぶこと自体は問題ないとして、それ以外に確認した方がいいことはありますか?

代表:いろいろありますね。例えば、家の中を汚さないように作業してくれるかどうか。水道修理って、結構汚れる仕事なんですよ。靴下ひとつでも、1日仕事をして汗をかいた状態で、そのままお客様の家に上がれば、床に跡が付くこともあります。作業中に床を傷つけたり、汚したりしないか。そういうところも大事だと思います。あとは、当然ですけど、ちゃんと施工できているかどうかですね。

聞き手:技術の差が出るのは、具体的にどんなところでしょうか?

代表:例えば、本来もう少し締めなければいけないネジが緩かったりすると、時間が経ってから水が一滴、二滴と漏れてくることがあります。配管の組み方なんかも、経験や知識で差が出るところです。僕もこの仕事を始めた頃は、今ほど知識も経験もありませんでした。20年以上やってきて、いろいろな現場を経験しているので、今と昔では違うと思いますね。安いか高いかだけでなく、どういう人が来て、どういう作業をしてくれるのかも見てほしいです。

代表自身がお客様なら、何を確認しますか?

聞き手:最後に、代表自身が水道修理を依頼する立場だったら、料金について何を確認しますか?

代表:まずは、作業の内容ですね。どこをどう直して、何がどう変わるのか。例えば、つまりであれば、どの作業が一番効果的なのかを聞きたいです。意味のない作業をして料金がかかるのは嫌ですから。いろいろな現場を見ている業者さんなら、その中でどういう方法がいいのか説明してほしいですね。あとは、料金が安くなる余地があるのかということも聞くと思います。

料金だけでなく、納得して依頼できるかどうか

今回のインタビューで印象的だったのは、代表が「自分のところより安い業者があれば、そちらに依頼しても構わない」と話していたことでした。その一方で、安さだけではなく、実際にどんな作業をするのか、施工する人に十分な経験があるのか、家を汚さないように配慮してくれるのかといった点も見てほしいと話します。

水道修理は、日常的に何度も依頼するものではありません。だからこそ、料金の相場が分からず、不安に感じる方もいると思います。千葉水道修理サービスでは、現場を確認したうえで作業内容と料金を説明し、お客様に判断していただくことを大切にしています。急いで修理を頼みたい時でも、まずは何を直すのか、いくらかかるのかを確認してから依頼する。今回の取材は、そんな業者選びについて、現場で働く代表の考えを聞く機会になりました。

排水管の詰まり、水漏れならお任せ!
千葉水道修理サービス 千葉県担当者/執筆

  • 当ブログは、千葉水道修理サービスの千葉県担当者が水道修理業界において10年以上の水道のプロとして、水道、排水管の水漏れや詰まりなどの修理サービスを行う上で感じた事や思った事、お役立ち情報などをピックアップして発信致します。
    千葉水道修理サービスは、千葉県内に特化する事で迅速な駆けつけと親切な対応を心がけ地域に貢献致します。