【代表に聞いてみました】排水口からゴボゴボ音がするのは、つまりの前兆?

台所で洗い物をしている時、排水口から「ゴボゴボ」と音がする。水は流れているので、特に気にせず使い続けている方もいるかもしれません。
ところが、千葉水道修理サービスの代表によると、こうした音がする時は、すでに排水管の中に汚れがたまっていることが多いそうです。実際、完全に流れなくなってから修理の依頼を受けることも少なくありません。
今回は、排水口から聞こえるゴボゴボ音について聞いてみました。排水管の中では何が起きているのか、市販のパイプクリーナーで対処できるのか。現場でよく見る症状や、代表自身が自宅で試す方法についても話してもらいました。
排水口から聞こえるゴボゴボ音は、何の音なのでしょうか?
聞き手:台所などの排水口から「ゴボゴボ」と音がすることがありますが、あれは何が起きているのでしょうか?
代表:排水が正常に流れていないんですね。
排水管の中に汚れがたまって、水が正しく流れなくなっている。そこに空気が入り込んで、ゴボゴボという音がするんです。
聞き手:つまりが始まっているということでしょうか?
代表:そうですね。特に台所に多いのは油汚れです。
油が排水管の中で固まって、少しずつたまっていくんですよ。石けんの塊みたいな感じですね。
最初は配管の下の方にたまっているんですけど、それがだんだん増えて、配管の半分くらいまで埋まっていたり、ひどい時は8割くらいまで埋まっていたりします。
そうなると水の流れも悪くなりますし、ゴボゴボという音も出てきます。
普通に水が流れていても、突然詰まることはありますか?
聞き手:ゴボゴボ音がしていても、水自体は流れていることがありますよね。そのまま使っていても大丈夫なのでしょうか?
代表:それが、急に流れなくなることもあるんですよ。
例えば10年くらい使っているお宅で、さっきまで普通に流れていたのに、お皿を1枚洗ったら急に流れなくなった、ということもあります。
聞き手:どうしてそんなに急に詰まるのでしょうか?
代表:排水管の中に油汚れがたまっているじゃないですか。
そこに水を流したことで、固まっていた油汚れがゴボッと落ちて、配管の出口をふさいでしまうことがあるんです。
そうすると、さっきまで流れていた水が全然流れなくなることがありますね。
聞き手:ゴボゴボ音以外にも、つまりが始まっていると分かる症状はありますか?
代表:やっぱり水の流れが遅くなることですね。以前より流れづらくなったとか、そういう変化はあります。
台所とお風呂では、詰まる原因も違うのでしょうか?
聞き手:排水口といっても、台所、お風呂、洗面所などがありますが、場所によって原因は違いますか?
代表:違いますね。
台所は油汚れが多いですし、お風呂は髪の毛や洗剤などですね。洗面所もお風呂に近いと思います。
トイレならペーパーや汚物ですし、流しているものが違いますから、詰まる原因も変わってきます。
聞き手:つまりを直す方法も、それぞれ違うのでしょうか?
代表:基本的には似ていますね。
まずはローポンプという、圧力をかける手動の道具を使うことが多いです。それで直らなければ、ワイヤーの機械を使ったり、高圧洗浄をしたりします。
聞き手:台所の油汚れも、ローポンプで直ることがあるのですか?
代表:ありますよ。
ただ、外にある排水マスという点検口を見て、油汚れがすごくたまっているようなら、ローポンプだけでは全部取りきれないことがあります。
そういう時は、高圧洗浄などが必要になりますね。
修理を依頼するのは、完全に詰まってからの方が多いですか?
聞き手:ゴボゴボ音がし始めた段階で依頼する方と、完全に詰まってから依頼する方では、どちらが多いのでしょうか?
代表:詰まってからの方が多いですね。
皆さん、結構ギリギリまで使っていますよ。自分でパイプユニッシュなんかを入れてみたけど、直らなかったという方もいます。
聞き手:現場に行くと、どんな状態になっているのでしょうか?
代表:もう全然水が流れない状態ですね。
水がほとんど引かなくて、シンクにたまったままになっていることが多いです。
池みたいになっているんですよ。
シンクの下から水が出てくることもあります
聞き手:排水管が詰まると、シンクに水がたまる以外にも問題が起きるのでしょうか?
代表:ありますね。シンクの下から水が出てくることもあります。
台所の下の収納を開けると、排水管が立ち上がっているのが見えると思います。だいたい直径4センチか5センチくらいの管ですね。
そこにシンクからの蛇腹ホースが差し込まれていることがあるんですけど、ホースと排水管では太さが違うので、隙間があるんですよ。
その隙間を埋めるために、防臭キャップという部品が付いていることが多いです。
聞き手:そこから水が漏れるのですか?
代表:そうです。
排水管が詰まって水が流れなくなると、その部分から逆流してくることがあります。
シンクの下が濡れて、その水がだんだん足元の方まで染み出してくるんですよ。
聞き手:そうなった場合は、どのように直すのでしょうか?
代表:高圧洗浄をしたり、トーラーというワイヤーの機械を使ったりします。
機械で油汚れの塊を砕いて、排水管の中を通るようにするんですね。
そこまで詰まっていると、ちゃんと貫通させないと直らないことがあります。
市販のパイプクリーナーで直せるのは、どの程度までですか?
聞き手:ゴボゴボ音がする時、市販のパイプクリーナーを使ってみてもいいのでしょうか?
代表:多少流れが悪くなった程度なら、使って様子を見てもいいと思いますよ。
ただ、完全に流れなくなってから入れても意味がないですね。
聞き手:水がまったく引かない状態では、効果が期待できないということですね。
代表:そうです。水が引かなくなってから、パイプクリーナーを1本、2本と入れるお客様もいるんですけど、そういう状態になってからでは直らないことが多いです。
聞き手:逆に、まだ詰まっていない時に予防として使うのはどうでしょうか?
代表:それはいいと思います。週に1回くらい使っている方もいますよね。
市販のものであれば、製品の使い方に従って使用する分には、通常は問題ないと思います。
業務用の薬剤には強いものもありますから、そこは別ですけどね。
業者を呼ぶ前に、自分で掃除できるところはありますか?
聞き手:修理業者を呼ぶ前に、自分で確認したり、掃除したりできる場所はありますか?
代表:手が届くところですね。
例えば台所なら、排水口の部品を外すとトラップになっていると思います。回して外せるタイプも多いので、そういうところは掃除しておいた方がいいですね。
聞き手:修理を依頼する時も、事前に掃除しておいた方がいいのでしょうか?
代表:そうですね。やっぱり作業しやすい状態にしてもらえると助かります。
掃除から始めなければいけない場合もありますから。きれいにしておいていただければ、作業もしやすいですし、その分サービスできることもありますね。
代表自身の家でゴボゴボ音がしたら、何をしますか?
聞き手:最後に、代表のご自宅で排水口からゴボゴボ音がし始めたら、まず何をしますか?
代表:僕ならローポンプを使いますけどね。仕事の道具がありますから。
聞き手:一般の方と同じ立場だったら、どうでしょうか?
代表:それなら、まずパイプクリーナーを入れてみますかね。
まだ軽い症状なら、それで改善することもありますから。使ってみて、様子を見ると思います。
聞き手:ほかにも、油汚れを落とす方法はあるのでしょうか?
代表:お湯で改善することもありますよ。油が固まっているので、温めることで流れやすくなることはあります。
ただ、熱いお湯は配管を傷めることもあるので、そこは気を付けないといけませんね。
聞き手:そういう方法は、お客様にもよく教えているのですか?
代表:いや、本音を言えば、あんまり教えたくないところもありますよ。
それで直っちゃったら、僕らの仕事がなくなりますからね(笑)。
ゴボゴボ音がし始めたら、完全に詰まる前に確認を
排水口から聞こえるゴボゴボ音について、代表は排水管の中に汚れがたまっていることが多いと話していました。
特に台所では、油汚れが少しずつ蓄積し、ある時突然、排水管をふさいでしまうことがあるそうです。
まだ水が流れている段階なら、排水口の掃除や市販のパイプクリーナーで改善する場合もあります。一方で、水がまったく引かなくなっている場合は、ローポンプやワイヤー、高圧洗浄などの作業が必要になることもあります。
「音はするけど、まだ流れるから大丈夫」と思っていたら、急に流れなくなってしまうこともある。今回のインタビューでは、そんな排水管の内部で起きていることを聞くことができました。
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